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CLUBRZ MAIL MAGAZINE Archive

2017年11月15日

CLUBRZで月に2回配信している無料メルマガ。メルマガ内でBRZの豆知識を紹介する「BRZ Tips」とスバリストならではのマニアックな情報を紹介する「スバリスト井元のスバルの常識非常識」の内容を振り返る「CLUBRZ MAIL MAGAZINE Archive」

今回は2012年11月27日に発行された第13号からピックアップしたものを紹介しよう。

◇~~BRZ Tips~~◇
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【BRZのドアグリップ、実はモータースポーツ向けの形状だった!】

BRZのドアグリップは、一見何の変哲もない縦型の握りやすいグリップですが、実はその形状にも秘密があるのをご存知ですか?

一般的にドアグリップとはドアの開閉の為に握る部分で、シートに着座した状態でドアの開閉を行う為に、実はグリップの位置や形状等は綿密に計算され装備されています。

最近のクルマではドアアームレストのポケットを兼ねた物が採用される事が多いですが、BRZにはしっかりと握れる縦型タイプの物が採用されています。

これには一般的なセダン等に比べ2ドアのBRZはドアも大きく重い上、風の強い日でもしっかりドアを支える事が出来る様に、力の入れやすい形状を採用しているそうですが、実はこの形状、ドアを支えたり、開閉しやすくする為だけの形状ではないと言う事をご存知ですか?

モータースポーツを楽しむ事も前提に作られたBRZは、競技に参加するために必要なロールバーを組み込んだ際にも、ロールバーとドアハンドルが接触したりする事が無いよう設計され、ロールバーを入れた状態でもしっかり握れる形状になっているそうです。

ロールバーを装着する事を前提に設計されたドアグリップは、BRZをモータースポーツで楽しみつつ、日常での使い勝手も考慮したBRZならではの装備と言えるのではないでしょうか?

(井元 貴幸)

スバリスト井元のスバルの常識?非常識?

「第6回:エンジン停止後も燃料残量が確認できる?」

スバルのクルマに限らず、最近のクルマではエンジン停止後、つまりキーがOFF状態になっている場合、燃料計の針がEmptyの位置まで下がるものが、殆どです。

これは最近のクルマは電気式の燃料計を使用している為で、燃料タンク内のフロート(浮き)の動きを可変抵抗を用いて、電気的に抵抗値を残量に変換して表示する物で、昔のクルマに多かった機械式に比べ、針の動きが穏やかで急激な車体姿勢の変化などでも比較的残量の確認がしやすい事からも、殆どのクルマが電気式を採用しています。

しかし電気式燃料計はその名の通り、電気で駆動している為、エンジンキーをOFFにした場合は計測の為の可変抵抗への通電も停止する為、残量はEmptyの位置まで下がります。

しかしスバルのクルマの場合、エンジンキーがOFF位置でも残量の確認が出来るのをご存知でしょうか?

実はスバル車で液晶デジタル表示のODO/TRIP計が装備されているクルマは、キーOFF状態でもODO/TRIPボタンを押すと、メーターパネルが一時的に点灯し、燃料計とODO/TRIP計が起動し、走行距離や燃料残量を確認する事が出来ます。

意外と知られていない機能ですが、帰宅した際に駐車場等でエンジンキーを切った後に「あれ?今日どれくらい走ったっけ?」とか「明日遠出するんだった!燃料どれくらい残っていたっけ?」と言った場合に、わざわざキーをONにしなくてもボタンを押すだけで確認出来ます。

かなり裏ワザ的機能で、説明書にも書いていない車種もありますが、もちろんBRZでも動作しますので、是非一度キーOFF状態で愛車のODO/TRIPボタンを押してみて下さい。

とっさの時に覚えておくと、意外と使える機能です。

(井元 貴幸)

 

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CLUBRZ MAIL MAGAZINE Archive

2017年10月31日

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スバリスト井元のスバルの常識?非常識?

「第5回:スバルは寒冷地仕様が当たり前!?」

北海道や東北地方等では寒冷地仕様という特別仕様車があるのはご存知ですか?

寒冷地仕様とはラジエター液が凍結しないよう濃度の濃い物が入っていたり、オルタネーターやバッテリーの容量が大きかったりと、積雪地帯での使用を前提に氷点下での使用や凍結防止剤の撒かれた道路を走る為の必需品を装備したクルマの事を指し、地域によって標準装備のクルマとオプション設定されているクルマがあります。

しかしスバルのクルマは、カタログのドコを見ても、寒冷地仕様の表記はどこにもありません。

実はスバルのクルマは競技用モデルを除き、全車寒冷地仕様であり、過酷な条件下での使用を前提として作られている為、全国どこの地域で購入しても寒冷地仕様となります。

一般的には温暖な気候の地域で購入したクルマで冬場にスキーに行った際には、ラジエター液の凍結やバッテリー上がりと言ったトラブルも少なくなく、ウィンタースポーツを楽しむ人は関東等でクルマを購入する際も寒冷地仕様を選択される方も多いそうです。

その点スバルのクルマはAWD車が多いと言うだけでなく、全車寒冷地仕様と言う事もあり、スキーやスノーボードを楽しむ人たちからも“スバルは雪道に強い”と言われ人気があるのもうなずけます。

もちろんBRZも競技用モデルのRAを除き全車寒冷地仕様となっており、トヨタ86は北海道地区を除き、メーカーオプションである事からもスバルの伝統装備と言えそうです。

つまりは東京で買ったスバル車で冬場に東北地方にドライブに行っても地元のクルマと変わりなく安心して走れると言う事になりますね。

(井元 貴幸)

◇~~BRZ Tips~~◇

【BRZに装着されるエアーフラップってご存知ですか?】

BRZのテールレンズに付いている突起が、空気の整流効果があるエアロパーツだというのは、意外と知られていますが、他にもBRZ全車に純正装着されるエアロパーツがあります。

その一つがエアーフラップと呼ばれる整流版。最近の国産車でも比較的多く採用されているパーツですが、空力を追求したBRZにも装着されています。

どこに装着されているかと言うと、前後のタイヤのフロント側、ホイールハウスの下端に装着されています。

実物を見て頂けると分かりますが、とても小さな泥除けのような物で、一見しただけではとてもエアロパーツには見えません。

この小さなプラスチックパーツは、車体の前方から流れてくる空気と、タイヤの回転によって発生した空気の流れがタイヤの接地面付近でぶつかる事で発生する気流の乱れを整流する物で、空気抵抗の低減の他、ロードノイズの低減や燃費向上の効果があります。

BRZでは走りの性能として空力も追求している事が、たった数百円の樹脂製部品からも垣間見えると言えます。

デザインや、エンジンのスペック、ハンドリング等、表に出て見えたり、感じ取る事が出来たりする部分だけではなく、ほとんどの人が気付かないようなエアーフラップのような小さな部品にまでこだわって作られている所が、スバルの真面目なクルマ作りを感じる事であり、BRZが高い評価を受けている理由の一つと言えるのではないでしょうか?

(井元 貴幸)

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2017年9月30日

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スバリスト井元のスバルの常識?非常識?

「第4回:スバル車定番のメータースイープ機能は演出だけじゃない!」

BRZのタコメーターを初め、スバル車の多くに採用されているメータースイープ機能ですが、カタログ上では走りの演出として記載されている機能で、エンジン始動前の“儀式”とも言える動作には思わず高揚してしまいますよね?


実はこのスイープ機能には走りの演出だけではなく、もう一つ意味があるのをご存知ですか?
最近のクルマはエンジンを初めほとんどが、コンピューター制御となっていますが、エンジン始動時にキーをいきなりスタート位置へ持って行くのではなく、ONの位置で一旦止めて、一呼吸置くのが望ましく、その理由として、コンピューターの電源が入ると同時に外気温、水温、油温等、あらゆる情報を集め解析します。


時間にして瞬時に終わる解析ですが、コンピューターに情報が行く前にセルモーターを回してしまうと、状況によっては通常よりクランキングが長くなる場合があり、ON位置で一呼吸置くのが理想的とされています。

※画像は3代目インプレッサWRX STI

この解析時間を得る為に、ON位置で一旦キーを止め、スイープ動作を見てから始動すると、ベストな状況でエンジンを始動させられる事から、この機能が組み込まれているとも言われています。

しかし最近ではプッシュスタート式のクルマも多く、その場合はコンピューター側で解析後に自動的にエンジンが始動出来る為、演出の意味合いの方が大きくなって来ていますが、BRZを初め、他のスバル車でもプッシュスタート非装着車のラインナップが存在する為、まだまだ、演出以外の役割を担っているクルマも多く存在します。


プッシュスタート非装着車で、スイープ動作前にいきなりエンジンを始動しても壊れてしまうなんて事はありませんが、クルマへの労わりを考えたら“儀式”が終わってからエンジンを掛けた方が良いかも知れませんね。

 

 

BRZ Tips【BRZのパワステはいずこ?】

BRZは水平対向エンジンのメリットを最大限に活かし、エンジンの搭載位置を極限まで下げる事により、ピュアなハンドリングと高い運動性能を持ち合わせているのは皆さんもご存知だと思います。

BRZの低重心化には、エンジニアの方々の並々ならぬ努力により実現していますが、その低重心化にはスバルでは初となる試みも数多く盛り込まれています。

※画像は5代目レガシィの電動パワーステアリング

例えばBRZには全車電動パワーステアリングが採用されていますが、スバルの場合、パワステモーターは車軸に近い位置に搭載されているのが一般的であり、実際レガシィやインプレッサ等、電動パワーステアリングを搭載する他のスバル車ではかなり低い位置にパワステモーターが搭載されています。

BRZの場合、本来パワステモーターを装着する部分にエンジンが搭載されており、モーターを設置する場所が無く、開発陣を大いに悩ませたそうですが、なんとモーターを車内に搭載する事でそれを解決したそうです。
パワステモーターをステアリングの近くに設置するコラムアシスト式と呼ばれる電動パワーステアリングは、設置スペースの問題から大きなモーターを設置する事が難しい為アシスト力が弱いとされていますが、BRZではサーキットを走行する事も考えられている為モーターのアシスト力やそれを支えるステアリングビームの強度に関しては一切の妥協をせず搭載する事を実現しました。

アシスト力や強度を確保する事に成功したBRZのコラムアシストパワーステアリングはピニオンアシスト式に比べ構造がシンプルであり部品点数が少なくなる事から軽量化にも貢献しています。スバルとしてはBRZ用にコラムアシスト式電動パワステを新開発してでも、エンジンの搭載位置は妥協を許さなかったと言う事になります。エンジンの搭載位置へのこだわりがパワステモーターの搭載位置まで変更してしまうとはちょっと驚きですね。

※記事内容は2012年10月のものです。

(Text by 井元 貴幸 Photo by 株式会社SUBARU)

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2017年8月19日

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【スバリスト井元のスバルの常識?非常識?「第3回:BRZにも取り入れられている新たなスバルのアイデンティティとは?」】

スバルBRZはご存知の通りトヨタ86とその多くを共通とした兄弟車ですが、フロントのデザインが2台を分ける相違点の一つで、ヘキサゴングリルやヘッドランプにビルトインされたウィンカーでスバル車である事が一目でわかります。
スバルファミリーであるレガシィ、インプレッサ、フォレスターと共通するデザインを取り入れながらもBRZにも採用され、これからのスバル車のアイデンティティになりそうな部分があるのを皆さんはお気づきですか?

それはヘッドランプにビルトインされたコの字型のLEDポジションランプ。夕暮れにコの字に光るポジションランプは、BRZを象徴している部分であり、とてもカッコいいですね。


実はこのコの字型のモチーフは、BRZが登場する3か月前に発売が開始されたインプレッサSPORTS、G4にも採用されており、ヘッドランプの外側にコの字型の加飾がされているのです。


4代目インプレッサから始まったこのモチーフは、BRZではポジションランプに、そして2012年の5月にビックマイナーチェンジを実施したBR/BM型レガシィのD型にも採用されています。

※画像はレガシィ 2.5i EyeSight tSのもの

レガシィもコの字の部分は点灯しませんが、新たに設置されたマルチインフォメーションディスプレイのオープニング画面ではコの字のモチーフが強調された演出がされています。

BRZだけはコの字型のモチーフがポジションランプとして採用されていますが、実はヘッドランプを小型化するために取り入れられた策だそうで、通常ポジションランプといえば、ハイビームのレンズ内や新たにポジションランプ用のレンズを設ける必要があるのですが、BRZの場合、HIビーム、LOビーム共に1つのプロジェクターレンズ内に収まり、トヨタ86と違い、ヘッドランプレンズ内にウィンカーも収まるのでポジションランプ用のスペースが無く、専用のレンズを取り付けると、ヘッドランプユニットが大型化してしまいます。
そこでコノ字型のモチーフをLEDポジションランプとする事で、ヘッドランプのコンパクト化とスバルのアイデンティティを取り入れつつ、BRZを印象付ける事が出来たといえます。これからはヘッドライトのコの字部分がスバルの“常識”になって行きそうですね。

※記事内容は2012年10月のものです。現在ではBRZ以外のスバル車でもほとんどがコの字型に点灯するポジションランプを採用しています。

 

【BRZ Tips】

「BRZには、なぜこんなにオイルが入る?」
BRZにお乗りの方で、そろそろオイル交換をされている方も多いと思われますが、BRZは2.0L 4気筒のNAエンジンの割にはエンジンオイルの量が多いと思いませんか?
BRZに搭載される新世代BOXER FA20エンジンのオイル規定量は、オイルのみの交換でも約5.2ℓとなっています。
初めてBOXERエンジンのクルマを購入した方は、水平対向ってオイルたくさん入るんだな、と思われている方もいらっしゃると思いますが、実は旧世代BOXERエンジンである、EJ系エンジンのオイル量は4ℓ前後。

※EJ25型エンジン
例えば、筆者の乗っているレガシィツーリングワゴンに搭載されている2.5L ターボエンジンのEJ25では、オイル交換のみで約4ℓと、排気量も多く過給機を搭載しているにも関わらず、BRZのFA20より1.2ℓも少ない規定量です。
低重心化のためにオイルパンの容量も削っているはずのBRZには、なぜこんなにオイルが入るのか?


旧世代EJ系エンジンではカムシャフトの駆動にタイミングベルトを用いていましたが、新世代BOXERエンジンのFA20はタイミングチェーンを採用した事から、そのチェーン部分の潤滑にもエンジンオイルを使用するので、オイル量が多くなっているのです。
タイミングチェーンは10万キロで交換が必要なタイミングベルトと比べ耐久性が高く、実質交換不要とされています。


耐久性向上以外にも省燃費やエンジンの全長を短く出来る等、メリットの多いタイミングチェーンの採用でエンジンオイル量が増えた新世代BOXERエンジンですが、タイミングチェーンの駆動にもエンジンオイルが使われているという事は、BRZを長くベストコンディションで乗るために定期的なオイル交換は必須と言えますね。

※記事内容は2012年10月のものです。現在はWRX STIのEJ20をのぞき、それ以外の水平対向エンジン搭載車はすべて新世代BOXERエンジンとなり、タイミングチェーンを採用しています。

(Text by井元 貴幸 Photo by 株式会社SUBARU )