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GAZOO RACING 86BRZレース ラウンド2 スポーツランドSUGO KOTA RACINGレポート

2014年4月30日

3月末のツインリンクもてぎラウンドで2年目のシーズンが開幕した「GAZOO Racing86/BRZ Race」。第2戦は、激しいアップダウンと大小のコーナーが織り成すテクニカルなスポーツランドSUGOで開催された。


前戦ほどのエントリー台数は集まらなかったものの、それでもスポーツランドSUGOのフルグリッドを越える50台がエントリー。 舞台となったスポーツランドSUGOは、今シーズンを迎える前にコースが回収され、アスファルトが再舗装された。路面のグリップ力が大幅に上がり、予選と決勝ともにラップタイムが向上することが予想された。そのとおりタイムアップはしたのだが、路面のグリップの高さが各ドライバーのタイヤ選択や戦略を悩ませることになった。


ナンバー付きのNゼロ規定で戦う「GAZOO Racing86/BRZ Race」なので、純正からの変更箇所は極わずかだが、タイヤは市販モデルのラジアルタイヤならば自由にエントラントが選択できる。参戦しているタイヤメーカーは、ブリヂストン、ヨコハマ、ダンロップ、グッドイヤーで、各社が86/BRZレース用に開発したモデルを用意。今シーズンは、初戦でブリヂストンとヨコハマが新作を投入し、今回の第2戦でダンロップとグッドイヤーがニュースペックを用意するなど、激しい性能争いが行われている。

 


ダンロップタイヤのニューモデル「DIREZZA ZⅡ★β」を履く「KOTA RACING」は、3台がエントリー。事前テストでも、この新作タイヤは性能が高く期待が寄せられた。 参戦する3人のドライバーは、♯61がSUGOが地元となる小原 侑己選手。♯610が昨年から参戦している元嶋 佑弥選手。そして♯339が山下 亮生選手、というKOTA RACINGの育成ドライバーになる。

 


タイヤ選択に悩むといったのは、新品を履くかそれともある程度使い込んだユーズドを履くかということ。本来ならば新品を履くのがもっとも良いのだが、グリップ力の向上した新舗装には、ユーズドの方がマッチしていそうだとドライバーが語ることが多かったからだ。
どの状態のタイヤを使うか悩ましい問題を抱えながらスタートした予選。走り慣れたスポーツランドSUGOということで力が入っていた♯61小原選手だが、「ベストラップを出したときに少し失敗してしまいコンマ数秒を失いました」と悔やんでいたが、それでも1分41秒769でクラス8位(スターティンググリッド16位)。「思うように一周を上手くまとめることができませんでした」という♯610元嶋選手は、1分41秒785でクラス9位。♯339山下選手はクラス19位で予選を終えた。 ポールポジションを獲得したのは、前戦と同じく♯82谷口信輝選手でタイムは1分40秒029。昨年のポールポジションのタイムを3秒以上も更新するスーパーラップを記録。2番手は、♯82谷口選手と同じくヨコハマタイヤを履く♯30青木孝行選手で、3番手は昨年のシリーズチャンピオン♯1山野直也選手という結果だった。

 


迎えた決勝レースは、ポールポジションの♯82谷口選手が好スタート。2番手の♯30青木選手、3番手の♯1山野選手ともにスタート順位を守り1コーナーを通過。2周目に入るとトップの♯82谷口選手が2番手以降を引き離しに掛かる。3周目に入るとトップ♯82谷口選手は2位の♯30青木選手に2秒のアドンバンテージを築く。しかし、♯30青木選手と♯1山野選手の差はわずか0.7秒の僅差。 レースが中盤を迎えた5周目のレインボーコーナーを超えたバックストレートで車両が横転する事故が発生し6周目からセーフティカーが導入される。セーフティカーランは4周に渡って続き10周目に再スタートが切られ、レースは残り3周のスプリント勝負となった。 トップの♯82谷口選手は、危なげなく再スタートを切りトップを独走。ただ2番手の♯30青木選手は、♯1の山野選手を抑えるのに苦労していて、11周目についに2番手を明け渡してしまう。磐石のレースを見せた♯82谷口選手は、13周のレースを逃げ切り念願の初優勝を獲得した。

 


一方のKOTRACING勢は、16番手スタートだった♯61小原選手が1周目で13位まで浮上。18位スタートの♯610の元嶋選手は、スタート後の混乱に巻き込まれながらも17位で周回を重ねる。セーフティカー導入時の順位は、♯61小原選手が11番手、♯610元嶋選手が18番手。再スタート後も好調を維持したまま追い上げを行なった♯61小原選手は、9位でチャッカーを受けたが再スタート時のペナルティにより惜しくも27位となる。♯610元嶋選手は17位でフィニッシュ。レース中に体調が悪くなりゴール後には点滴を投与されるほどのコンディションながらも、スタート位置より順位を上げた。♯339山下選手は、序盤に他車と接触したことが原因でタイヤがパンクしてしまい惜しくもリタイアという結果になった。

 


ところで、KOTA RACINGには、今回から2名のディーラーメカニックが加わり、車両のメンテナンスやセッティングを行っていた。東京スバルから応援に駆けつけた呉 正海さんは「今までモータースポーツとは縁がありませんでしたが、初めて携わってみて、限られた時間の中で車両の状況を掴むことや細かな空気圧の管理など勉強になることばかりでした」。 もうひとりの宮城スバルの丹野 仁さんは、スポーツランドSUGOや仙台ハイランドなどでも走っていたというレース好き。「ドライバーが安心して乗れる車両を仕上げたい」と心強いコメントを語ってくれた。次戦からもディーラーメカニックは活躍してくれるそうなので、ドライバー達は安心してレースに集中することができるはずだ。
そして、次戦の第3戦は、今シーズン4回のレースが開催される富士スピードウェイ。5月17日に予選、翌日の18日に決勝が行われるスケジュールとなっている。

 

B to C -スバルBRZがマイナーチェンジ-

2014年4月25日

 

発売から2年が経過したBRZが、2回目の年次改良を行った。年次改良とは、一年毎に行われる部分改良のこと。他メーカーにおける部分改良では、比較的小規模な内容となる。だがスバルの場合は他メーカーのマイナーチェンジと同等の変更が施されることが多い。しかし昨年の年次改良ではサスペンションの最適化と、「S」グレードのメーカーオプション装備の組み合わせ変更程度にとどまった。

 

ちなみにスバリストの間では、年次改良をして「A型」「B型」という呼び名がポピュラー。これは同じ年式であっても、途中で年次改良を受けたときにモデルを区別するのに有効な方法。改良ごとに年改記号が「A型」「B型」「C型」と進んでいく。BRZの場合、助手席側のモデルプレートのアプライドモデルと書かれた欄に記載されている4つめの記号が「年改記号」である。スバリストの間では、このアプライドモデルを知ることで、車両がどの年式のどの区分にあたる…という見分け方が常識となっている。そんなわけで昨年の年次改良版である「B型」はスバルとしては珍しく小変更に留まった。

 

一方で今回の改良は内外装をはじめ変更点も多く見受けられる。では早速「C型」となったBRZの変更点を見ていこう。

 

まずはエクステリアでは、3色のボディカラーが変更を受けた。WRブルー・マイカはWRブルー・パールに、スターリングシルバー・メタリックはアイスシルバー・メタリックに、そして有料色のサテンホワイト・パールはクリスタルホワイト・パールへと変更された。

基本的な色設定は変更されていないが、より鮮やかで力強さを増した新色であるWRブルー・パールは、是非実車で確認したいカラーだ。

 

 

エクステリアでは他に、シャークフィンアンテナが新採用されたこともトピック。スポーツカーとしてのスタイリングをよりシャープに見せるこのアンテナの採用によって、以前よりもスタイリッシュさが増した。

 

 

今回の年次改良ではインテリアにも手が入ったのもトピック。最上級グレードの「S」ではこれまで採用されていたシルバー調のインパネパネルがカーボン調パネルへと変更された。これによって以前よりもスパルタンな印象となった。

 

 

 

さらに今回の改良では「S」グレードのアクセスキーのデザインも一新された。新しいアクセスキーは、スタイリッシュになっただけでなく、ボタンも大きくなり操作性も向上した。形状はスバル レヴォーグに採用されたものと同一形状となる。おそらくこれから発売されるスバル車はこの形状に統一されていくのではないだろうか?

 

トヨタ86でアナウンスされているサスペンション取り付けボルトの変更だが、富士重工によれば、昨年の10月、つまりB型の途中からランニングチェンジ(月ごとの仕様変更)としてすでに採用されているそうだ。新しい取り付けボルトは、フランジ厚の変更で結合剛性を向上。ボルトの変更で操縦安定性と乗り心地の両面で特性改善をおこなっているという。

 

「B型」オーナーは、このボルトが装着されている場合もあるので、交換を検討している人は是非確認してほしい。ちなみにこのボルトはすでに純正部品として発注が可能だ。

 

今回の改良で、完成度に磨きをかけたBRZ。新色のボディカラーや、スタイリッシュなシャークフィンアンテナから、アクセスキーのデザインに至るまで細かい部分の変更によって、より魅力的なスポーツカーになった。

 

(Text by 井元 貴幸)

 

 

BRZを満喫できるレンタカー全店紹介

2014年4月19日

BRZの購入を検討している人が、ステアリングを握る機会を得ることができるディーラーでの試乗。しかし、限られた短い時間の中で市街地のチョイ乗りだけではBRZの愉しさを感じ取るのはむずかしい。

購入前にBRZを思う存分漫喫できるとしたら? そんな想いをかなえてくれるのが、レンタカーだ。 最近ではMT車の設定だけでなく、特別仕様車「Premium Sport Package」のレンタルや、レンタカーのBRZでサーキットを愉しめるプランを用意しているお店もある。 今回はBRZをレンタルできるレンタカー店をご紹介しよう。

■ニッポンレンタカー北海道

昨年に続き、今年もBRZ体感ドライブキャンペーンを展開しているニッポンレンタカー北海道。今年は特別仕様車 BRZ「Premium Sport Package」が登場!AT,MT共に設定されているほか、8インチカーナビゲーションも装備。北海道の雄大な大地を「Premium Sport Package」で駆け抜けてみては?

ニッポンレンタカー北海道「BRZ体感ドライブキャンペーン」: http://www.nrh.co.jp/pre/brzdrive2014.html

 

■D-Rentacar

CLUBRZでもおなじみのDレンタカー。いち早くBRZのレンタルを開始した同社では、なんとカスタマイズされたBRZをレンタルできる。最上級グレード「S」の6MT仕様に、スポーツマフラーや車高調整式サスペンションを装備。すでにオーナーの方も、パーツの体感ができるレンタカーはおススメだ。

さらに、D レンタカーではサーキットでのドリフト体験のプランも用意されている。 カスタマイズされたBRZでサーキット走行ができるのは、オーナーを除けばDレンタカー以外には体験することはできないだろう。

D-Rentacar:http://www.d-rentacar.com/

 

■スカイレンタカー那覇空港営業所

北海道、九州、沖縄の各地に展開するスカイレンタカー。那覇空港営業所限定でBRZを指定してレンタルできる車種確約プランが設定されている。沖縄へおでかけの際は是非利用したいプランだ。

インターネット予約での特別割引や営業所への無料送迎サービスなど、利用者に嬉しいサービスも数多く用意されている。

スカイレンタカー 那覇空港営業所「車種確約プラン」:http://www.skyrent.jp/camp/shashushitei2014.html

 

■バジェットレンタカー名古屋駅前店

トヨタ86のレンタルキャンペーンが好評のバジェットレンタカー名古屋駅前店では、MTキャンペーン第3段として、BRZ「Premium Sport Package」のレンタルを開始予定。「Premium Sport Package」のMT車がレンタルできるとあって、期待のキャンペーンだ。開始時期は未定となっているので、東海地区へお出かけの予定がある方は、是非店舗に問い合わせてみよう。

バジェットレンタカー名古屋駅前店「 第三弾!MTキャンペーン」:http://www.rlt.co.jp/11campaign/subarulevorgeyesight.html

 

■オリックスレンタカー 東京駅八重洲口店・瑞江駅前店

トヨタ86・スバルBRZドライブキャンペーンを実施しているオリックスレンタカー「東京駅八重洲口店」と「瑞江駅前店」ではBRZとトヨタ86をお得にレンタルできるキャンペーンを実施中。都内での取り回しや使い勝手を体験するにはおすすめの場所だ。キャンペーンは7月15日まで開催されているので、連休はBRZ、86で都内をドライブするのも楽しいかも知れない。

オリックスレンタカー「延長!!トヨタ86・スバルBRZドライブキャンペーン!」:http://car.orix.co.jp/campaign/86_BRZ.html

 

BRZの購入を検討している人にとっては、気軽に好きな場所へ試乗を兼ねて利用できるBRZのレンタカー。ワインディングや高速道路だけでなく、都市部の駐車場なども利用することで、日常での使い勝手など、ディーラーの試乗では分からないこともたくさん体験できる。もちろんオーナーでも、特別仕様車やカスタマイズされたBRZを体験したり、タイヤの消耗を気にせずサーキットドリフトを体験できるプランはレンタカーならではの醍醐味といえるのではないだろうか? これからBRZを手に入れようと思っている方から、すでにオーナーの方、さらに日常と違うクルマを体験したい人も是非利用することをおすすめする。

(Text by 井元 貴幸)

 

BRZ DATA Watch(世代別編)

2014年4月12日

BRZは登場当初、購入層は30代後半が多く、若者より中高年の購入が多いといわれてきた。はたして本当なのであろうか? 今回は発売開始の2012年1月から2014年1月までの国内の年齢構成推移を見ていこう。

 

 

2012年3月28日に全国発売が開始されたBRZ。発表後2か月で受注は3500台を超え、納車は9月になるという人気ぶりが話題となった。ネットなどでは、購入は中高年が多いと噂されていたが、実際は20歳代、30歳代、40歳代とほぼ同数の割合となっていた。


この世代の比率は2012年の4月から9月までほぼ同じ割合で推移し、20代、30代、40代の各世代ともにほぼ同一の割合となっていた。BRZは世代を問わず人気が高かったことがうかがえる。

2012年10月から2013年3月には20代の占める割合が、30代を逆転。BRZの知名度が上がるとともに、納期の短縮など20代の人からも支持された結果となっている。また、サーキット走行のための装備をパッケージした、ワンメイクレース仕様車「RA Racing」の登場も走り好きのユーザーに支持されたのではないだろうか。

RA Racingはワンメイクレース仕様車として発売されているが、走行会などに参加するユーザーにも嬉しい装備が満載されている。日常の普段乗りからサーキット走行に対応するオイルクーラーやロールケージを装備したナンバー付き車両として、手軽にサーキットデビューできることも若いユーザーからの人気の秘密といえそうだ。

2013年4月以降も20代の占める割合は変わらないが、40代の割合が若干増えている。これは、中高年世代でも満足度の高い質感を備えた「Premium Sports Package」と、STIの手がけるコンプリートカー「tS」の登場によるところがおおきいだろう。

ちなみに、「Premium Sport Package」と「tS」を除いた標準車だけの年齢構成比では、20代の占める割合は32%にものぼる。登場から2年が経過し、若者の支持が高まったことはクルマ業界全体としても喜ばしいことだ。

2013年10月から2014年1月までの最新のデータでは4か月という短い期間でも、年齢構成比はかわらず20代の人気が高いことがうかがえる。標準車のみの年齢構成比では36%が20代と、依然高い比率で推移している。

BRZは、世代を問わず楽しめるスポーツカーとして幅広い世代のユーザーに愛されている。BRZが目指した「誰もが安心して気軽にクルマを操る愉しさを体感できるスポーツカー」として評価されているといえる。

スポーツカーの復権をかけて、これからも若者に愛されるスポーツカーであり続けて欲しいと思う。

 

資料提供:富士重工業株式会社

※今回の数値は、全て国内販売のみの数値です。

(Text by 井元 貴幸)

 

 

 

 

 

CLUBRZミーティング@Tipo OverRev Meeting2014イベントレポート

2014年4月4日

昨年に引き続き、今年もTipo OverRev MeetingとジョイントしたCLUBRZミーティング@Tipo OverRev Meeting2014が開催された 3月30日に千葉県にある袖ヶ浦フォレストレースウェイで開催されたこのイベントは、CLUBRZ専用の走行枠も設けられた。

この走行枠には、事前の応募により決定したBRZ 22台、トヨタ86 1台、レガシィ 1台の計24台と、クラブカー、河口部長のドライブするBRZ tSの計26台が走行した。   当日は雨と強風に見舞われた大荒れの天候となったが、参加者が楽しめるプログラムが数多く催された。


走行枠のブリーフィングが朝9時より行われ、参加者は真剣なまなざしで注意事項を聞き入る様子が印象的であった。河口部長からは雨天ということもありVDC(横滑り防止装置)はノーマル、またはSPORTSモードでの走行が推奨された。こうした滑りやすい路面状況では、VDCやTRC(トラクションコントロール)などのシステムはドライバーの心強い味方となる。

CLUBRZピットでは、先日販売が終了した限定モデル「BRZ tS」が展示されたほか、話題のスポーツツアラー「レヴォーグ 1.6GT-S」が展示された。特にレヴォーグは発売前ということもあり、ピットを訪れた人たちの注目の的となった。BRZ tSとレヴォーグ、それぞれの展示車両について河口部長から車両解説もおこなわれた。

会場内では「ミシュランタイヤ(パイロットスポーツ3)体感試乗会」も開催。会場内特設コースにてPS3装着車両のハンドルを実際に握り、タイヤの性能を「体感」できるプログラムも用意されていた。体感車両にはBRZのほか、アルファロメオジュリエッタが用意され、先着100人の参加者がPS3のパフォーマンスを体感した。

午後からはCLUBRZの走行枠がいよいよスタート。雨のピークを迎える時間帯ということもあり、路面、視界共に厳しいコンディションとなったが、このようなコンディションでコースを走ることができるのも貴重な機会といえる。

CLUBRZ走行枠内では、河口部長のドライブするBRZ tSの同乗走行もおこなわれ、実際に同乗した参加者は「このコンディションの中tSの髙い安定性を感じるとることができました」と語り、BRZ tSのスタビリティの高さを体感したようだ。

走行枠終了後は恒例のじゃんけん大会を開催。佐々木 孝太 選手と井口 卓人 選手のサイン入りBRZ GT300 2013仕様のミニカーをはじめ、様々な商品が協賛された。

今回のミーティングはあいにくの天候となったが、参加者の皆さんはあらゆるコンディションの中でクルマを操る難しさを感じることができたのではないだろうか?この経験を活かし、より一層のスキルアップをすることで、あらゆるシーンでBRZとの一体感を感じて欲しい。

 

(Text&Photo by 井元 貴幸)

 

 

 

86/BRZ Race 2014 round1 もてぎ KOTA RACINGレポート

2014年4月2日

 

昨シーズンは一年目ながら毎戦、予選落ちが出るほどのエントラントを集めた人気のワンメイクレース「GAZOO Racing 86/BRZ Race」の2年目のシーズンが開幕した。昨年は多くのラウンドがスーパーGTのサポートレースとして開催されていたが、今年はスーパー耐久やスーパーフォーミュラ、各サーキットの地区シリーズと併催して行なわれるスケジュールに変更されている。

BRZ勢では最大規模となる5台をエントリーさせていた「KOTA RACING」は、今年も同様の体制で参戦することになり、初戦のツインリンクもてぎラウンドを迎えた。ドライバーは、昨年から引き続き参戦する選手がNo.610の元嶋 佑弥選手、No.339の山下 亮生選手、No.336のwappaya選手。新たに加わるのは、No.61の小原 侑己選手と、第2戦からのエントリーとなるNo.621の太田 浩選手。小原選手は、昨年の菅生シリーズのスーパーFJチャンピオンで若干18歳の新人。2年目を迎える3名と新たな2名を加えた計5名のドライバーで2014年の「GAZOO Racing 86/BRZ Race」を戦うことになる。

スーパーGTではSUBARU BRZのステアリングを握るチーム代表の佐々木孝太選手は、「今年はスーパーGTとの併催がなくなったので、昨年より密にドライバーとのコミュニケーションが取れるようになり、より多くのアドバイスやサポートができると思っています。チームは若手ドライバーとジェントルマンドライバーの両者を育成していくためにエントリーしています。ですので、両者ともにしっかりと決勝Aレースに残り、成績を収められるように的確なサポートをしていきます」と2年目に掛ける意気込みを語った。

迎えた土曜日の予選は、ドライコンディションの中で行われ、KOTA RACINGの最上位を獲得したのは㈰グループで7番手となった元嶋選手。初のワンメイクレースとなった小原選手は㈰グループの11番手、同じく㈰グループで走行した山下選手は20番手。以上の3名のドライバーが日曜日の決勝Aレースへ出場。予選タイムでは速さをみせたがグループ分けで運に見放されてしまったwappaya選手は㈪グループの25位で、決勝Bレースへ出場することになった。

昨シーズンは、フルグリッド以上にエントラントが集まった場合は、決勝レースと予選を通過できなかったドライバーによるコンソレーションレースという2つに分かれていたが、今シーズンから決勝AレースとBレースというふたつの決勝レースが行われることになり、全エントラントが決勝レースを走ることになる。

土曜日の好天とは打って変わってウエットコンディションとなった日曜日の決勝。14番手スタートの元嶋選手は、中団グループの中でミスなくスタートを決め1周目を13位で通過。その後、1周ごとにポジションを上げ7周目にはトップ10に入ってくる。最終的には、さらに2台を抜き8位でゴール。

「ウエット路面とダンロップタイヤのマッチングが良くアグレッシブに走ることがでました。ただ、マシンの不具合が出てしまってさらに順位を上げることはできませんでした。トップグループと遜色ない2分25〜26秒では周回できていたはずなので残念です」というように、マシントラブルがなければトップ5も見えていたレース内容だった。

初レースを19位で終えた小原選手は「常に混戦なので、位置取りやライン取りが難しく思ったようなレース運びができませんでした。抜き方などを含めてレースに慣れなければいけません」と簡単には抜けない難しさを経験したようだ。

2年目のシーズンを迎えた山下選手は41位、決勝Bレースに出場したwappaya選手は8位という結果だった。


チーム代表の佐々木孝太選手は「決勝レースでの追い上げは良かったですが、そう簡単には抜けないので、予選でもう少し上位に食い込まないといけません。また、若手とジェントルマンともに全員が決勝Aレースへ出場させられなかったのも反省点で、次戦は予選を上手くまとめて、全員で決勝Aレースを戦いたいです」と次戦に向けた豊富を語ってくれた。

第2戦の「GAZOO Racing 86/BRZ Race」は、4月27日にスポーツランドSUGOで開催される。

(文・真鍋裕行)