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見学者100万人を突破した スバル・ビジターセンターの名車を紹介【Part2】

2014年9月27日

前回に引き続き、見学者100万人を達成した、富士重工業群馬製作所矢島工場にあるスバルの見学施設「スバルビジターセンター」に保存されているスバルの名車たちを紹介する。

 

■スバル レオーネ エステートバン 4WD

全長4040mm×全幅1500mm×全高1450mm 重量905kg

エンジン:EA63 水平対向OHV 排気量:1361cc 最高出力:77ps/6400rpm 最大トルク:10.5㎏・m/3600rpm

レオーネ エステートバン4WDは世界初の量産乗用4輪駆動車デビュー。東北電力の要請で特注された1300G バン 4WDのノウハウを活かし、当時4輪駆動車といえばジープといったイメージを打破した乗用4WD 市場を開拓したモデルといえる。

 

 

■スバル レックス コンビ

全長3195mm×全幅1395mm×全長1370mm 重量550kg

エンジン:EK23 直列2気筒OHC 排気量:544cc 最高出力 31 ps/6000 rpm 最大トルク 4.4 kg・m/3500 rpm

スバルの軽自動車史に残る「スバル360」からはじまった伝統のRR方式から、FF方式に移行した初のモデルである2代目レックス。当時増え始めた女性ユーザーのために運転席回転シートなど独創的な仕様も数多く投入されたモデルだ。

 

■スバル ブラット

全長164.8in×全幅61.0in×全高56.7in 重量:1018kg

エンジン:EA71 水平対向4気筒OHV 排気量:1595cc 最高出力 68ps/5200rpm 最大トルク110 N·m/2400

レオーネ4WDをベースにしたピックアップがスバルブラット。アメリカやオーストラリアへの輸出専用車で、1978年から1987年までの10年間にわたり生産された。SOA(スバル・オブ・アメリカ)の提案で造られたブラットはアメリカでは大人気を博した。荷台にも後ろ向きに2脚のシートを設けた4人乗りとなっているのが特徴だ。

 

■インプレッサ WRC 2000

全長4340mm×全幅1770mm×全高1390mm 重量:1230kg

エンジン:EJ20 水平対向4気筒DOHC インタークーラーターボ 排気量:1994cc 最高出力:300ps/5500rpm 最大トルク:48kgm/4000rpm

WRC(世界ラリー選手権)2000年シーズンの第4戦のポルトガル・ラリーで投入されたインプレッサ WR Car(ワールドラリーカー)2000。99年モデルと比べ重量物をホイールベースの内側に配置し、さらに低重心化も実施された。これにより軽量化を図るとともに重量配分も最適化が図られた。

 

■インプレッサ WRC  2009 (プロトタイプ)

全長4415mm×全幅1800mm×全高1475mm 重量1230kg

エンジン:EJ20 水平対向4気筒DOHC インタークーラーターボ 排気量:1994cc
最高出力:300 bhp / 5500rpm 最大トルク: 650 Nm / 3,000 rpm

2008年モデルからGRB型へ移行したインプレッサWR Car。2009年シーズンに向け、プロトタイプが製造されたが、残念ながらスバルのWRC ワークス撤退によりプロトタイプのみとなった。これにより実戦で戦ったGRB WR Carは2008モデルのみとなった。

 

スバルビジターセンターにはまだまだ貴重な名車が数多く展示されている。今回は昭和の名車と競技用モデルを紹介した。次回はモーターショーに出展された参考出品車を中心に紹介する。

(Text&Photo by 井元 貴幸)

 

 

 

 

 

 

見学者100万人を突破した スバル・ビジターセンターの名車を紹介【Part1】

2014年9月21日

富士重工業群馬製作所矢島工場にあるスバルの見学施設「スバルビジターセンター」。スバルの創立50周年記念事業として、2003年7月15日に開設された。2014年9月8日には見学者数100万人を突破した。今回は見学者100万人達成を記念して、ビジターセンターに保存されているスバルの名車たちを紹介する。

 

■P-1 すばる 1500

全長4235mm×全幅1670mm×全高1520mm  車両重量:1178kg

エンジン:L4-1型直列4気筒OHV 排気量:1485cc 最高出力:55ps/4400rpm 最大トルク:11.0kg-m/2700rpm

第二次世界大戦終了後、航空機の生産技術を活かして完成させたのがP-1 すばる 1500。モノコックボディやダブルウイッシュボーンなど時代を先取りした技術を数多く採用して登場した。残念ながら諸般の事情で試作車のみとなったが、数多くの技術は後に発売される「スバル1000」に引き継がれている。

 

 

■スバル360

全長 2990mm×全幅 1300mm×全高 1380mm 車両重量:385kg

エンジン:EK31型空冷2サイクル直列2気筒 排気量:356cc 最高出力:16ps/4500rpm 最大トルク:3.0kg-m/3000rpm

スバルの名車といえば多くのひとが連想するのがスバル360。「てんとう虫」の相性で親しまれた昭和の名車として語り継がれている。軽四輪という規格にあわせ、大人4人が乗車できるうえ、時速
80kmで走れるクルマを目指して作られたスバル初の市販車がスバル360だ。

 

 

■スバル 1000

全長 3930mm×全幅 1480mm×全高 1,390mm 車両重量:695kg

エンジン:EA52型水平対向OHV 排気量:977cc 最高出力 : 55ps/6600rpm 最大トルク : 7.8kgf・m/3200rpm

本格的なFF方式小型乗用車として、水平対向4気筒エンジンの採用や、等速ジョイントなどの新技術を採用。現代へ受け継がれるスバルのアイデンティティともいえるボクサーエンジンを初めて採用したエポックメイキングな名車だ。

 

■サンバー ライトバン

全長 2990mm×全幅 1300mm×全高 1,520mm 車両重量 470㎏

エンジン:EK32型 空冷2サイクル直列2気筒 排気量:356cc 最高出力:18PS/4700rpm 最大トルク:3.2㎏・m/3200rpm

初代サンバーは1961年2月にトラックが発売が開始され、同年9月には四人乗りとして、レジャーにも使えるライトバンも追加発売された。リヤエンジンリヤドライブ、四輪独立懸架、キャブオーバースタイルという三つの大きな特徴は、2012年にスバルでの生産を終了するまで、50年にわたり継承されていた。(現行モデルはダイハツ工業のOEM供給)

 

 

■R-2

全長2995mm×全幅1295mm×全高1345mm 車両重量430kg

エンジン:EK33型空冷2ストローク直列2気筒 排気量:356cc 最高出力:30ps/6500rpm 最大トルク:3.7㎏・m/5500rpm

1969年(昭和44年)8月15日に発売されたのが、スバル360の後継車スバルR-2。メカニズム・居住性・安全性などスバル360を超えるものにアップデートされた。エンジンのパワーアップや、ホイールベースの延長などにより居住性が向上。前後に採用されたリーディング・トレーリング式やステアリングギヤレシオを高めたラック&ピニオンのステアリングなどメカニズムも多岐にわたり性能向上を果たしたモデルだ。

 

今回はビジターセンターに所蔵されているスバルの名車のなかから、創業時から昭和40年代までのクルマを紹介した。ビジターセンターにはまだまだ名車の数々が多数展示されている。次回もビジターセンターに保管されている数々の名車達を紹介予定だ。

(Text&Photo by 井元 貴幸)

後半戦突入!動画でおさらいSUPER GT 2014後編

2014年9月14日

前回に続き、SUPER GTを動画で復習。白熱するタイトル争いはどんな結末を迎えるのか?残り2戦を前にBRZ GT300の歓喜と興奮のレースの数々を動画でおさらいする。

 

 

 

■Rd.4 スポーツランドSUGO

全長:3,737m コース幅:10~12.5m 高低差:70m コーナー数:11

■予選 順位:2位 天候:雨 路面:ウェット

■決勝 順位:14位 天候:曇 路面:ドライ

ウェットコンディションの中トップから0.2秒差の快進撃を見せた予選。フロントロースタートとなった決勝では、スタート直後からめまぐるしく天候が変わり、難しいタイヤチョイスを迫られた。さらにピットストップでの指示ミスが重なり順位を落してしまう。しかし最後まであきらめることなくBRZは14位完走を果たした。

 

 

 

■Rd.5 富士スピードウェイ

全長:4,563m コース幅:15〜25m 高低差:35m コーナー数:16

■予選 順位:ポールポジション 天候:曇 路面:ドライ

■決勝 順位:優勝 天候:雨 路面:ウェット

これまでBRZが苦手とされてきた富士スピードウェイでの第5戦。台風の影響で悪天候が心配された予選だが、終始ドライコンディションでレースは進行した。BRZは今季2度目となるポールポジションを獲得。翌日の決勝はウェットコンディションの中レースがスタート。大荒れの天候のなか、赤旗やSC(セーフティーカー)ランが続いた。波乱の決勝となったが、BRZは見事富士でのポールトゥウィンを飾った。

 

 

■Rd.6 鈴鹿サーキット

全長:5,821m コース幅:10〜12m 高低差:52m コーナー数:20

■予選 順位:4位 天候:晴 路面:ドライ

■決勝 順位:9位 天候:晴 路面:ドライ

前日まで降り続いた雨が嘘のように晴れ渡った予選。富士でのポールトゥウィンにより70kgのウェイトハンデを背負ったにもかかわらず、セカンドローの4位を獲得。翌日の決勝は、例年に比べスタート時の気温が29℃と過ごしやすい気候となった。BRZはセカンドロースタートにもかかわらず、GT3勢に囲まれたりとペースをあげられず、クラス9位でチェッカーをうけた。

 

SUPER GTは残り2戦、タイ・プリラムユナイテッドサーキット、栃木・ツインリンクもてぎと目の離せないレースが続く。まだまだチャンピオン争いから目が離せない。

(Text by 井元 貴幸)

 

 

 

GR86BRZレース rd7 岡山国際サーキット KOTARACINGレポート

2014年9月11日

7月末に開催された第6戦富士スピードウェイラウンドから1ヶ月の間隔を開けて開催された「GAZOO Racing 86/BRZ Race 第7戦」。レースの舞台となったのは、岡山国際サーキット。 今戦は「スーパー耐久レースin岡山」との併催で9月6日(土)に予選、9月7日(日)に決勝という2日間に掛けてレースが行なわれた。 開催地が岡山国際サーキットということで、前戦の富士スピードウェイよりもエントリー数が減ることは予想された。それでも47台のマシンが参戦し、岡山国際サーキットのフルグリッドが40台なので、今戦も決勝AレースとBレースに分かれることになった。


KOTARACINGから参戦するのは、エースの♯610元嶋佑弥選手、♯61小原侑己選手、♯339山下亮生選手のレギュラーメンバーに加え、前戦の富士スピードウェイラウンドから参戦している♯336服部晃輔選手の4名。

6日の行なわれた予選は、1組目に♯610元嶋選手と♯336服部選手が、2組目に♯61小原選手と♯339山下選手が出走した。1組目の走行前に突然の降雨により路面はみるみるうちに濡れていき、走行開始時にはフルウエットのコンディションとなった。 路面が濡れたことで各マシンともタイヤに熱を入れるのに苦労する様子が見られた。♯610元嶋選手は2分3秒321でクラス12位(総合24位)、♯336服部は2分4秒602でクラス14位(総合28位)となった。 2組目が走行することには徐々に路面が乾き始め、タイムは1組目を大幅に上回った。♯61小原選手は、走行開始から好調な様子でラップを刻みクラス4-5位のタイムを記録していた。だが、最終のタイムアタックでトラフィックに引っかかり1分57秒881で、クラス13位(総合25位)。♯339山下選手も、同様の状況で1分59秒637を記録しクラス18位(総合35位)。4人のドライバーともに決勝Aレースに進出した。 ポールポジションを獲得したのは、2組目に出走した♯700杉原直弥選手。多くのプロドライバーを退け、初のポールポジションを獲得した。

迎えた日曜日の決勝は、天気も回復し快晴のもとでレースが開催されることになった。 11時15分にスタートが切られた決勝Aレースは、12周の周回数で競われた。 絶好のスタートダッシュをみせたのが予選3位からスタートした♯97小河諒選手。ポールポジションスタートの♯700杉原選手をアトウッドコーナーで抜きトップで2周目に突入。その後、後方を引き離すためにファステストラップを刻みながら周回を重ねる。4周目までに2位との差を2.4秒まで広げることに成功。♯97小河選手の後方では、♯700杉原選手と2位スタートの♯17若杉将司選手に加え、6位スタートの♯906阪口良平選手の3台によるバトルになる。 レースが中盤を迎えた5周目に5位争いでクラッシュが発生し、セーフティカーが導入される。セーフティカーによる先導は2周続き、7周目に再スタートが切られる。ペースをコントロールして見事な再スタートを切った♯97小河選手は、後続に2秒差を付けて8周目に突入する。しかし、その後ラップタイムが伸びず、徐々に2位の♯906阪口選手に追われるが、0.7秒差でトップチェカーを受け、嬉しい初優勝を飾った。 2位は♯906阪口選手、3位は♯17若杉選手となった。

一方のKOTARAICING勢は、全員が好レースを見せ予選よりも大幅に順位をアップ。24位スタートの♯610元嶋選手は、いつも通りのレース巧者ぶりをみせ11位でゴール。「決勝のバトルになれば抜く自信はあるので、やはり予選が重要ですね。10位以内からスタートできるように頑張りたいです」と次戦への豊富を語ってくれた。 28位スタートの♯336服部選手は16位、♯61小原選手は17位、♯339山下選手は22位でチェッカーを受けた。

 

次戦の第8戦は、今年4回目となる富士スピードウェイラウンド。9月20日(土)に予選、21日(日)に決勝が行なわれる。

(Text&Photo by 真鍋 裕行)

 

 

後半戦突入!動画でおさらいSUPER GT 2014前編

2014年9月7日

いよいよ後半戦に突入したSUPER GT選手権。6戦を終えSUBARU BRZ R&D SPORTのチームランキング、佐々木 孝太、井口 卓人両選手のドライバーランキングともに4位となっている。残り2戦を前に、動画で今シーズンのレースを振り返ってみよう。

 

 

■Rd.1岡山国際サーキット

全長:3,703m コース幅:12〜15m 高低差:29m コーナー数:13

■予選 天候:曇 路面:ドライ 順位:12位

■決勝 天候:曇・雨・晴 路面:ドライ・ウェット・ドライ 順位:21位

新しいABSシステムの導入をはじめ、昨年以上にミシュランタイヤのパフォーマンスを発揮させる改良の施されたBRZ GT300 2014モデル。ドライバーは昨シーズン3rdドライバーを勤めた井口 卓人選手と、ベテランの佐々木 孝太選手のコンビとなった。開幕戦は予選Q1を5位で通過したものの、Q2では気温の急激な変化により路面温度が上がらず、タイヤグリップを確保できないまま12位が確定。決勝ではリヤ部を後方の車両に追突されるアクシデントが発生。これによりディフューザーにダメージを受け、修復のためのピットインで15分以上を失った。レース後半でもポジション挽回に至らず21位でフィニッシュした。

 

 

■Rd.2富士スピードウェイ

全長:4,563m コース幅:15〜25m 高低差:35m コーナー数:16

■予選 天候:晴 路面:ドライ 順位:2位

■決勝 天候:晴 路面:ドライ 順位:12位

第2選の富士では予選Q1は3位。続くQ2は最終ラップに渾身のアタックで2位を獲得。決勝では3週目と20周目にSC(セーフティーカ―)が入り、ペースが乱れた上にマシントラブルも発生。BRZは12位でレースを終えた。

 

■Rd.3 オートポリス

全長:4,674m コース幅:12〜15m 高低差:52m コーナー数:18

■予選 天候:晴 路面:ドライ 順位:1位

■決勝 天候:晴 路面:ドライ 順位:2位

昨シーズンまでは9月に開催されていたオートポリス戦。今シーズンからは6月の開催となった。路面温度は43℃を記録した公式予選。BRZはタイヤパフォーマンスを発揮できる抜群のコンディションで挑んだ。。Q1ではコースレコードを約1.5秒縮める1分45秒711をマーク。Q2では佐々木 孝太選手のアタックにより1分45秒335をマーク。ポールポジションを獲得し、佐々木選手のポールポジション獲得通算回数も11回目を記録し、単独最多記録保持者となった。決勝でもタイヤパフォーマンスを最大限に活かした走りで見事今シーズン初のポディウムを獲得した。

苦手とされてきた富士でのフロントロー獲得や、オートポリス戦でのポディウム獲得など、昨シーズンにも増して強さを見せつけたBRZ。後半戦への期待高まる結果となった。

(後編へ続く)

(Text by 井元 貴幸)