SUBARU BRZ FANCLUB CLUBREEZE

CLUBRZ on Social

  • Facebook
  • Twitter

CLUBRZ Owner’s Link Project Vol.4『おススメドライブスポット編』

2016年6月30日

前回に続き、CLUBRZメンバーであるfumieさんに、BRZで走るおススメドライブスポットを紹介してもらった。

今回fumieさんが紹介してくれたコースは、美味しいモノを食べながら、愛車を眺められる素敵なお店を巡るコース。首都高速 大師ICを出発し、千葉県でランチをとってドライブをしながら神奈川へ向かうルートだ。


●コース概要

首都高速神奈川線 大師IC⇒34.8km(30分)⇒圏央道 木更津東IC⇒15.0km(22分)⇒村のピザ屋カンパーニャ⇒15.0km(22分)⇒圏央道 木更津東IC⇒65.7km(58分)⇒第三京浜道路 都築IC⇒1.7km(4分)⇒㈱プローバ⇒1.7km(4分)⇒第三京浜道路 都築IC⇒38.2km(36分)⇒横浜横須賀道路 朝比奈IC⇒7.3km(21分)⇒鎌倉 松原庵

料金:ETC利用5490円 ETC 2.0利用5410円 一般1万1900円

全行程:177.7km

東京を出発し、首都高速、アクアラインを経由し、木更津東インターへ。まず向かったのがfumieさんイチオシの手作りピザの店「村のピザ屋 カンパーニャ」。お店の名前からもお分かりいただけると思うが、周りにはコンビニもないような山間の中に佇む風情ある店。

フランスパン用の小麦・水・塩・酵母のみを使用したこだわりの生地は低温長時間発酵により1日以上熟成させているという。中はパリッと香ばしく、周りはジューシーに焼き上げ、生地自体も味わい深さを感じることができるのだ。具材にも手作りにこだわり、自家製ベーコンに、君津亀山産の無菌豚を使用。臭みがなく上品な味わいが特徴となっている。また、生地に乗せるチーズには、ドイツやデンマーク産をミックスしたものを使用し濃厚でコクがあるのに後味がしつこくないため、他の具材の素材の味を引き立てている。

メインディッシュはもちろん、デザートのピザもあり、はちみつをかけていただくピザも斬新でまた食べたくなる味だ。

 

オーナーの生家を改築したという店舗は、テラス席から愛車を眺めることができる。そう、今回のコースは「愛車を眺めながらおいしい食事をいただける」がコンセプト。fumieさんはBRZを購入してから初めての来店となるそうだが、以前の愛車では「おいしい手作りピザを愛車を眺めながら食べられる最高のロケーション」の場所として訪れたことがあるそうだ。
fumieさんは、こちらのお店のことを今まで誰にも紹介したことのないヒミツのお店だったそうだが、「クルマ乗り」の方には楽しんで頂けるかと思い 今回CLUBRZの皆さんの方々にご紹介したいとの事です。

このお店のこだわりは、ピザだけでなく、なんと焼き上げるための石窯もオーナーの手作りというこだわりだ。さらに、燃やすための薪も自家製で、徹底したこだわりが人里離れた場所でも人気店となっている秘密のようだ。

●村のピザ屋 カンパーニャ

住所:千葉県君津市大戸見296

営業時間:11:00~17:00※生地がなくなり次第閉店

定休日:火曜・水曜

電話番号:0439-29-6108

URL:http://muranopizzaya.com/

おいしいピザを満喫した後は一路神奈川へ!ここで、次なるお店へ向かう前に横浜にあるPROVA(プローバ)の横浜ガレージへ立ち寄り。PROVAといえば、BRZだけでなく、スバル車に乗っている人ならだれでも知っているスバル車専門のチューニングパーツメーカー。ここでは、パーツの販売だけでなく、チューニングの相談やパーツの取り付けも行ってくれる。

今回は、最近取り付けたfumieさんお気に入りのサテライトスピーカーの調整に訪れました。事前に予約をしておけば、あらゆるパーツの取り付けや調整をおこなってくれるため、BRZオーナーは是非利用することをお勧めする。PROVAならスバル車を知り尽くしているので安心して任せられる。

ちょうどこの時、PROVAでは「T-REV」という新しいアイテムのお試し装着キャンパーンを開催していた。T-REVとは、インテークマニホールドの負圧を利用した減圧システムで、本体をブリーザー経路に装着する事により、エアクリーナーからの逆流を防ぎアクセルレスポンスの向上や全域での吹け上がりの向上などを狙ったシステムだ。もちろんBRZにも対応しているので、気になる人は是非問い合わせてみては。

●PROVA横浜ガレージ

住所:神奈川県横浜市都筑区早渕3-30-8

営業時間:9:30 ~ 18:00

定休日:第2・第4土曜、日曜・祝祭日 ※毎月 第1日曜は営業

電話番号:045-591-5501

URL:http://www.prova.co.jp/

スピーカーの調整を終え、続いて向かったのは神奈川県鎌倉市。再び首都高に乗り、気持ちの良い湾岸を走る。そして、横浜横須賀道路の朝比奈インターを経由し、ワインディングを楽しむコースだ。場所柄、江の島が近づくと、これからのシーズンは混雑が予想される場所ではあるが、潮の香りを楽しみながら街中を走るのも楽しいひと時だ。

由比ガ浜まで来れば目的地はすぐ。この先はちょっと狭く入り組んだ道に入るが、スポーツカーながらフェンダーの張り出しにより車両感覚のつかみやすいBRZなら、意外とラクに入っていけるだろう。最終目的地の松原庵は鎌倉の隠れ家的なお店。おいしいお蕎麦と、カフェを楽しめる純和風のつくりの店舗が特徴だ。

駐車スペースはわずか3台だが、こちらもテラス席から愛車を眺めながらお食事がいただける。万が一満車の場合は近隣にコインパーキングがあるのでそちらを利用しよう。こちらの松原庵も古民家を利用したお店で、鎌倉の歴史ある街並みにひっそり佇む隠れ家的なお店だ。松原庵はおそばを中心としたメニューとなる「鎌倉 松原庵」とコーヒーや紅茶でティータイムを楽しめる「松原庵 カフェ」の2つが1か所にあるため、お蕎麦をいただいた後に、ゆっくりおいしいコーヒーをいただきながらテラス席で愛車を眺めることもできるのだ。

松原庵でいただいたお蕎麦は「ケヤキ特製ぶっかけそば」生ぶし、天かす、三つ葉、塩こんぶ、ねぎがたっぷり乗った冷たいお蕎麦で、全ての具材を混ぜてから食べると生ぶしや塩こんぶから出る味を楽しむことができるのだ。ちなみに、お店を紹介してくれたfumieさんは「すだち鬼おろしそば」を注文。どんぶりの内径に沿ってスライスしたすだちが並び、よくある絞っていただくものとは異なり、最後まですだちの香りが楽しめるお蕎麦だ。荒くおろした大根おろしとコシと風味がとても良いお蕎麦ともベストマッチ。こちらもとっても美味しそうだ。お蕎麦のほかにも一品料理やお昼の部ではコース料理も楽しめる。

食後はお隣の松原庵カフェでティータイム。fumieさんのおススメは全粒粉のスコーン。生クリームとブルーベリージャムがつく。単品はもちろん、ケーキセットでの販売もある。こちらもテラス席があり、愛車を眺めながらゆっくりとティータイムが楽しめるのだ。

●鎌倉 松原庵

住所:神奈川県鎌倉市由比ガ浜4-10-3

営業時間:11:00~21:00(LO)

定休日:無休

電話番号:0467-61-3838

URL:http://matsubara-an.com/

●松原庵 カフェ

住所:神奈川県鎌倉市由比ガ浜4-10-3

営業時間:11:30~21:00(LO)

定休日:無休

電話番号:0467-61-3838

URL:http://matsubara-an.com/index-cafe.php

今回紹介していただいたお店は、いずれもこだわりのあるお店ばかり。素材や味だけでなく、ロケーションも抜群なお店であった。また、テラス席も完備されており、今回のコンセプトである「クルマを見ながら美味しいものをいただく!」というスタイルにはぴったりのお店だ。是非皆さんも愛車を眺めながら素敵なランチやディナーを過ごしてみてはいかがだろう。

(Text&Photo by 井元 貴幸)

CLUBRZ Owner’s Link Project Vol.4『愛車紹介編』

2016年6月26日

「CLUBRZ Owner’s Link Project」第4回は、前回に登場していただいた高橋さんからのLinkで、サテンホワイト・パールのBRZに乗るfumieさんを紹介しよう。この企画初の女性オーナーの登場!さて、fumieさんのBRZはどのような仕上がりになっているのだろか。さっそく見ていこう。

fumieさんがBRZに出会う前は、AE92スプリンタートレノやAE101スプリンタートレノなど、トヨタのスポーツカーを乗り継いでいたという。そろそろ買い替えという時期にきて、トレノが絶版になってしまったということもあり、マツダRX-8の購入を検討していたところ、トヨタからFRスポーツが登場するという情報をキャッチ、早速モーターショーなどに足を運ぶも、まだFT-86の第一世代が出展されていた頃で、そのインテリアを見たfumieさんは、まるで宇宙船のようでコンセプトモデルの域を出ておらず、発売まではまだまだと感じたそうだ。

そして、FT-86 コンセプトの発表からさらに待つこと2年、途中くじけそうにもなったそうだ(笑)。いよいよ市販化が決まり、スペックなども明らかになるころ、どうやらパワーユニットはスバル製で生産もスバルとなるという情報をキャッチ。さらに、兄弟車としてスバルからBRZが発売されると聞き、はじめてスバルディーラーに足を運んだとのこと。結局トヨタ86とBRZを悩んだ末に、エンジンを製造するメーカーという点やディーラーでの対応の良さなどでBRZに決めたそうだ。

fumieさんにとって、クルマはリスニングルームであるともいう。音楽にはこだわりがあり、サイバーナビをヘッドユニットに据え、スピーカーはSonicDesignを組み合わせる。最近はカロッツェリアのサテライトスピーカーを追加。イルミネーションがお気に入りだという。

BRZでは、音楽を聴きながらドライブに出かけるほか、大好きな氷室京介のライブへもBRZで行くという。ライブ会場は東京だけでなく、大阪などにも足を延ばしているそうだ。

ガラス部分にはお気に入りのアーティストのステッカーがセンス良く貼られており、音楽好きを感じさせる部分だ。

BRZに乗り始めてから4年目となるが、カスタマイズも着々と進行中だ。fumieさんのカスタマイズのこだわりは、シンプル!カスタマイズする上でのこだわりは、エクステリアに使うカラーは3色までと決めているそうだ。車体色の白のほか、黒と赤以外の色は取り入れてない。デザインの基本としても3色までというのはその業界でも常識といわれているそうだ。

エクステリアの画像を見てもわかる通り、ひときわ目を引くのがタイヤのホワイトレター。タイヤ交換の際に業者で行っていたオプションサービズで、ロゴのフォントにもこだわっているカスタム。印刷にはタイヤレター用のプリンターを使うというから驚きだ。本来設定のなかったBRZのロゴも注文の際に入れていただいたそうだ。3色の法則によりチョイスされたWORKEMOTION CR Kiwami”KURENAI”に組み合わせるタイヤはDUNLOP DIREZZA ZII STAR SPEC の86専用スペックだ。走りにもこだわるBRZオーナーにおススメのタイヤだ。

エアロパーツにはフロントにC-WEST、サイドとリヤサイドにモデリスタを組み合わせている。異なるメーカーながら組み合わせとしては、スタイリッシュにまとまっている印象だ。サイド部分ではPROVAのフロントフェンダーエンブレムも純正のイメージを崩さずfumieさんがこだわるもう一つの「メタル感」をさりげなく印象付ける。

テールランプはTOM`SのLEDテールランプをセット。レンズケースが赤色となるため、ウインカー消灯時にオレンジ色が主張しないことで、ここでも3色の法則を守っている。さらに、点灯時にコの字に光ることからBRZの特徴的部分といえるフロントのポジションランプとの統一も図られている。

メタル感が好きというfumieさんは、メッキの輝くエンブレムもお気に入り。BRZの輸出仕様に添えられるSUBARUエンブレムや、自作のシンメトリカルFRエンブレムが装着されていた。このシンメトリカルFRエンブレムは、エンブレム好きのfumieさんに、筆者が提案したところ即採用され、シンメトリカルAWDとSH型フォレスターのFとRを使用して組み合わせたものだ(笑)

そして、先日CLUBRZでも紹介したSonic Designオーナースクラブのステッカーも、SUBARUと86/BRZの両方に入会したそうだが、やはりさし色に赤を使っている86/BRZのほうをチョイスしていた。

インテリアでは最もお気に入りなのがAWD(アートワークスデワ)製メーターパネル。こちらもメタル感がお気に入りとのこと。残念ながら製作者の出羽さんが他界されたため、もう手に入れることのできない貴重なアイテムだ。このパネルはAWDメーターの中でもプレミアムバージョンとなるVTGというモデルだ。外装に使用した自作エンブレムで残ったAWDの部分をメーターケースに貼りつける小技も見逃せない。

メーターパネルのステンレスヘアライン加工のパネルに、オプションのニードルキャップや、メーターとコーディネートされたエアコンベンチリング、エアコンダイアルも併せて購入したそうだ。

また、実用面では、助手席のヘッドレストにLOFTの小物かけを流用することで、コンビニ袋などが運転中に飛散することがない。まさに目から鱗のアイデアといえそうだ。これなら助手席に誰か乗る場合でも、さっと後側に回すことですぐに座席として使うことが可能だ。

最近取り入れたアイテムがドライブレコーダー。万が一の時には心強いアイテムだ。ほかにもドライブの記録を残したり、ワンタッチで静止画を残せるので、運転中にきれいな景色を見つけたときも安全に映像を記録できるほか、Wifiにも対応しているので、サービスエリアなどで停止したときに素早くスマホからSNSなどにアップロードすることも簡単だそうだ。

エンジンルームに目を移すとモデリスタのカラードエンジンカバーが目を引く。BRZオーナーの場合、SAA製のブルーのタイプが多いが、外装との統一感という部分でも赤色も新鮮で好印象だ。走りの面でも気持ちよさを追求するfumieさんらしく、STIのフレキシブルタワーバーも装着されている。
氷室 京介 『Wild Romance』

 
APPLE MEETS BAZOOKA

 
fringe tritone「虹花風壊」

音楽好きのfumieさんのドライブミュージックはもちろん大好きな氷室京介。しかし、それ以外にもマイナーソングも幅広く聞くという。ドライブにぴったりな音楽を3曲紹介していただいた。

 

■CLUBRZ No.170 fumieさんBRZ SPEC

2012年式 ZC6A型 BRZ 「S」6MT サテンホワイトパール

●エクステリア

ホイール:WORKEMOTION CR Kiwami”KURENAI”17×7.0JJ+47

タイヤ:DUNLOP DIREZZA ZII STAR SPEC 86専用モデル215/45R17

タイヤレター:タイヤフィッティングサービスオリジナル

エアロ

フロント:C-WEST

サイド:モデリスタ

リヤ:モデリスタ

フロントフェンダーエンブレム:PROVA

LEDテールランプ:TOMS

●インテリア

カーナビ:パイオニアカロッツェリア サイバーナビAVIC-ZH09CS

フロントスピーカー:Sonic Design ソニックプラス SP-862

サテライトスピーカー:カロッツェリア TS-STH700

フットレスト:PLOT フットレストバーNEO(PVDチタンコーティング KRコラボ限定モデル)

ドライブレコーダー:トランスセンドDRIVE PRO 520

メーターパネル:AWD Version VTG(ニードルキャップ、メインゲージリングオプション装着) ☆fumieさんおススメ!

エアコンダイアル:AWD

エアコンベンチリング:AWD

クルーズコントロールキット:赤池カーコミュニケーツシステムズ

フロアマット:PROVA

ドリンクホルダー:TOMS

●剛性パーツ

STI フレキシブルタワーバー

STI フレキシブルドロースティフナー

TRD ドアスタビライザー

その他:C型以降用サスペンションボルト

●エンジンルーム

ボンネットダンパー:PROVA ENGINEERING

カラードエンジンカバー:モデリスタ

カスタマイズはノーマルの素性の良さをさらに伸ばすバランスの良い仕様となっている。オーディオのこだわりやエクステリアのシンプルでセンスの良いまとめ方はブランドにこだわらず自分スタイルを貫いたカタチといえるだろう。次回はfumieさんおススメのドライブスポットを紹介する。こちらもお楽しみに!

(Text&Photo by 井元 貴幸)

祝!BRZ初優勝!手塚祐弥選手スペシャルインタビュー【GR 86/BRZ Race】

2016年6月23日

2016年6月4日、5日の2日間にわたり、静岡県にある富士スピードウェイで開催されたGAZOO 86/BRZ Race第4戦にて、クラブマンクラスから参戦した栃木スバルOTモチュールBRZ(75号車)を駆る手塚祐弥選手に突撃インタビューを敢行した。

栃木スバルOTモチュールBRZは86/BRZ Raceに参戦しているBRZチームのなかで唯一のディーラーチームとしてエントリー。初年度の2013年から参戦し、今年で丸3年となる。

参戦初年度から栃木スバルOTモチュールBRZチームから86/BRZ Raceに参戦している手塚選手は、10歳のころからカートをはじめ、2005年より本格的にカートレースをスタートする。そして井頭モーターパークシリーズ Sクラスシリーズチャンピオンを獲得したほか、2007年には井頭モーターパークシリーズ SSクラス シリーズチャンピオンとその才能が頭角を現す。2013年から86/BRZ Raceに参戦し、四輪デビュー ルーキー賞を獲得。毎シーズンスポット参戦を重ねているほか、2014年にはもてぎチャンピオンカップレースシリーズ スーパーFJクラスシリーズへ参戦し4位を獲得している実力派だ。

今回の86/BRZ Raceはプロフェッショナルシリーズに45台、グラブマンシリーズに79台、合計124台という86/BRZ史上最大のエントリーとなった。予選2組で走行する手塚祐弥は、なんとトップタイムをマーク。決勝への期待も高まった。決勝では未明にはあがる予報だった雨が降りつづいた。2番グリッドからスタートした手塚選手は、スタートは好調だったものの、オープニングラップで3位へと順位を落してしまう。

ライバルたちが弱い雨用のセッティングだったのに対し、手塚選手は強い雨用のセッティングとなっていいたため、タイヤが本来の性能を発揮するまでに時間がかかり、オーバーテイクを許してしまったという。4周目に100Rで2位へ浮上した手塚選手は5周目の300Rでトップに並び、ダンロップコーナーではついにトップとなった。雨は勢いを増し強くなっていたことで、75号車のセッティングが見事にハマり、猛烈な勢いでライバルたちを引き離し、そのままトップでチェッカーをうけた。

今回のレースについて手塚選手によれば

「今シーズンからレギュレーションの変更により、クラブマンシリーズでもデファレンシャルの変更が認められたのが大きいですね。特にSUGOなどでは低い車速からハンドルを切ってからアクセルを踏まないといけないのですが、以前はどうしても空転してしまったりすることがあり気を使うことが多かったのですが、デフの交換により安定して踏んでいくことができるようになりました。もてぎの場合はアンダーが出てしまい、逆に外してしまう選手などもいるようです。このあたりはドライバーの好みといえそうですね。今回の優勝につながったのは、予選での戦略も大きかったです。早めのスタートで遅いクルマに引っかかることもなかったので1周目で好タイムで走ることができた上、エアーチェックを試すくらいの余裕がありました。マシンのスペックが同一なので、こうした予選の戦略などもかなり重要になってきます。コンマ数秒の差がグリッドで大きな差になってしまいます。性能差がないワンメイクレースですから、並んだときもオーバーテイクが難しく富士の場合、ヘアピンなどでインに入ってもアウト側のクルマが踏ん張ると大回りして車速を上げることが可能です。その後Bコーナーで抜き返されてしまうこともありますね。富士で優勝を勝ち取れたのは、もてぎで集めたデータをSUGOで試し、今回の富士で活かせたことも大きいです。クラブマンシリーズといえど実力のある選手が多く、小野田選手や橋本選手と肩を並べて走れることが純粋にうれしかったです。」

手塚選手は、実車でトレーニングできない時も、シミュレーターを使ってトレーニングしているそうだ。月に2.3回、1回あたり2日間、30分走行して休憩、ログやリプレイを見る。多い時には1日300週を3日間。まさに合宿といえるだろう。実車でのトレーニングは本番前に2回程度。ライバルとタイム比較などを行い、セッティングに活かすそうだ。残りのシーズンも第6戦の富士へのエントリーが予定されている。これからも優勝を目指し全力で挑むとのこと。CLUBRZの皆さんも、是非手塚選手を全力で応援しよう!

栃木スバル 手塚祐弥選手のページ:http://www.tochigi-subaru.co.jp/86brz_75/

Dritto all’obiettivo !(手塚選手オフィシャルWEBサイト):http://yuyatezuka.com/

SUBARU MOTOR SPORT MAGAZINE 86/BRZ Race、BRZ初勝利への道:http://www.subaru-msm.com/2016/news/other20160613

(Text:井元 貴幸 Photo:富士重工業・井元 貴幸)

 

WRX STIがマン島TTコースで最速記録を樹立!!

2016年6月11日

ニュルブルクリンク24時間レースでの2連覇の興奮も冷めやらぬ6月4日。イギリスのマン島TTのコースでWRX STIが世界最速記録を樹立した。マン島ではTT(ツーリスト・トロフィー)と呼ばれるバイクレースが開催されてきたが、今回WRXが挑んだコースはまさにこのバイクレースに使用されるものだ。このコースはマン島を1周するコースで、全長は60.8kmの公道。レースやタイムアタック開催時は封鎖して使用される。

今回マン島TTコースのタイムアタックに使用されたWRX STIは、富士重工業の米国販売子会社であるスバルオブアメリカ(SOA)と、英国プロドライブ社、そしてSTIの技術支援などにより制作されたマシンだ。搭載されるパワーユニットはもちろん水平対向4気筒 EJ20エンジンで、600hpまでパワーアップされているという。

さらにリアウイングに組み込まれているDRS(空気抵抗低減システム)は、ストレートでは少なく、コーナーでは最大限にダウンフォースを発生させる画期的なシステムだ。これら最新のテクノロジーを投入し、タイムアタックのためだけに製作されたマシンは大幅な記録更新を果たした。

英国プロドライブといえば、かつてスバルがWRCを闘っていた時にタッグを組んだ名門メーカーとして記憶している人も多いだろう。

この記録に挑んだドライバーはERCやAPRCなどのラリーでも活躍しているマン島生まれのマークヒギンズ選手。今回のアタックでは同選手が持つ最速記録(平均車速:時速116.47マイル(約187km/h)/平均ラップタイム:19分26秒)を更新。平均車速:時速128.73マイル(約207km/h)/平均ラップタイム:17分35秒をマークし、見事世界記録を樹立した。

ニュルブルクリンク24時間レースでのクラス2連覇に続き、バイクが挑む難コースで見事記録更新を果たしたWRX STIは、今回のアタックでベースモデルのポテンシャルの高さが実証されたといえるだろう。

今回は世界記録を樹立したアタックの様子を動画でも紹介。ぜひその迫力の走りをチェックしてほしい。画面上に表示されるGの値や心拍数などにも注目だ。
Subaru WRX TT Attack car smashes Isle of Man TT car lap record
Subaru WRX STI Isle of Man: Flat Out – The Full Lap

SUBARU WRX STI がマン島TTコースで最速記録を樹立:http://www.subaru-msm.com/2016/news/other160609

(Text by 井元 貴幸)