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CLUBRZ MAIL MAGAZINE Archive

2017年12月21日

CLUBRZで月に2回配信している無料メルマガ。メルマガ内でBRZの豆知識を紹介する「BRZ Tips」とスバリストならではのマニアックな情報を紹介する「スバリスト井元のスバルの常識非常識」の内容を振り返る「CLUBRZ MAIL MAGAZINE Archive」今回は2012年12月11日に発行された第11号からピックアップしたものを紹介しよう。

 

スバリスト井元のスバルの常識?非常識?
「第7回:スバルというブランドの由来をご存知ですか?」


スバルという名前はメーカーの社名ではなく、富士重工業株式会社が製造する自動車ブランド名だと言う事は、多くの人がご存知だと思いますが、なぜスバルというブランド名が生まれたか、皆さんご存知ですか?
「昴(すばる)」と言うのはおうし座の散開星団であるプレイアデス星団の和名であり、別名六連星(むつらぼし)とも呼ばれ、星が集まっている様子を統ばる(すばる)と表している所から由来していると言われています。
なぜ富士重工はスバルというブランド名を使ったのでしょう?


それは富士重工業が航空機生産を再開すると同時に、自動車産業に参入すべく富士工業、大宮富士工業、宇都宮車両、東京富士産業、富士自動車工業の5社が出資、合併し、1955年に自動車の生産を開始、初代社長の北謙治氏が富士重工業を筆頭とした6社が一丸となって互いに結束・融合し、大成する事を願って、統ばる(すばる)と言う意味も込めて6つの星を表す昴(スバル)という名前を自動車ブランドに使ったと言われています。


スバルにまつわる名前としては、プレイアデス星団(昴星団)で、ひと際輝く星の名前であるアルキオネ(ALCYONE)の英語読みが、スバルのフラッグシップ2ドアクーペにアルシオーネとして与えられていたのは有名な話ですが、他にもプレイアデス星団の星に付けられている名前(ギリシャ神話に登場する7姉妹とその両親の名前)から、レオーネの特別仕様車に「マイア」、富士重工がボルボと共同開発した大型観光バスに「アステローペ」、STIから発売されていたアルミホイールに「エレクトラ」等、富士重工製品の中には「昴」にまつわる多くの名前が使われています。

最近ではプレイアデス星団のフランス名であるLES PLEIADES(レ・プレイアード)がELF製の水平対向エンジン用スバル純正高級オイルの名前に使われています。製品やブランドの名前が星の名前になっているなんて、ロマンチックな感じもすると思いませんか?6社が一丸となってスタートしたスバルブランドは独自の技術や人に優しいクルマ造りで人々を魅了し続け、半世紀を超えた今でも創業当時と変わらず輝き続けていると言えます。

(井元 貴幸)

※記事の内容は2012年12月当時のものです。会社名についても現在は富士重工業株式会社から「株式会社SUBARU」へと変更されております。
◇~~BRZ Tips~~

 

【BRZのステアリングフィールは初代レガシィからヒントを得た?!】


BRZの走りの楽しさの一つに、気持ちのいいステアリングフィールが挙げられると思いますが、この気持ちのいいステアリングフィールと言う物は簡単に生み出せるものではありません。BRZは徹底的な低重心化が図られ、それを活かす為のサスペンションのセッティングや足回りに関するパーツの選定など、エンジニアの方々の並々ならぬ努力と幾度も繰り返されるテストを経て生み出された物が世に送り出されます。

BRZのステアリングフィールはメディアなどからも絶賛されていますが、その気持ちの良いステアリングフィールを生み出す為になんと初代レガシィからヒントを得たと言うパーツがBRZに組み込まれています。そのパーツとは、タイロッドエンド。タイロッドとは、前輪を操舵するためにステアリングギアボックスと、前輪を繋ぐ棒状の部品で、タイロッドエンドとは、タイロッドとナックルアームを繋ぐ部分で、ステアリングフィールに大きく影響するパーツです。

一般的に、これまでのタイロッドエンドはタイロッドから直線的にナックルアームに接続する形状である物が殆どでしたが、最近の国産車にも多く採用されている湾曲しているタイロッドエンドが、今から20年以上も前となる平成元年に登場した初代レガシィの前期型にブレーキホースとタイロッドの干渉を避ける為に採用されていました。

初代レガシィの後期モデル以降からはブレーキホースの干渉が解消され、ストレートタイプの物となりましたが、限定車であるレガシィtuned by STI 2007にステアリングフィール向上の為に取り入れられました。このtuned by STI 2007以降に登場しているSTIの特別仕様車には全て湾曲したタイロッドエンドが走りの「味」として装備されています。そしてBRZにも、STIモデルからのフィードバックとして湾曲しているタイロッドエンドが採用されています。

ちなみに現行型レガシィは直線形状のタイロッドエンドを採用していますが、先日発売となったレガシィB4/ツーリングワゴン 2.5i EyeSight tSにもこの湾曲したタイロッドが採用されているそうで、部品そのものも初代レガシィの前期型と全く同じ物が使われているそうです。tSならではのしっとりしたステアリングフィールはベース車に追加されたSTIパーツ群だけでは無く、こうしたカタログに載らない部分の改良も大きく影響していると言えます。

最新のBRZに20年以上も前の初代レガシィからヒントを得たパーツが、走りのSTIモデルからフィードバックされて採用されている事には、ちょっと驚きです。

(井元 貴幸)

 

※記事の内容は2012年12月当時のものです。会社名についても現在は富士重工業株式会社から「株式会社SUBARU」へと変更されております。