SUBARU BRZ FANCLUB CLUBREEZE

CLUBRZ on Social

  • Facebook
  • Twitter

CLUBRZ MAIL MAGAZINE Archive

2018年7月21日

CLUBRZで月に2回配信している無料メルマガ。メルマガ内でBRZの豆知識を紹介する「BRZ Tips」とスバリストならではのマニアックな情報を紹介する「スバリスト井元のスバルの常識非常識」の内容を振り返る「CLUBRZ MAIL MAGAZINE Archive」今回は2013年2月19日に発行された第19号からピックアップしたものを紹介しよう。

スバリスト井元のスバルの常識?非常識?

「第11回:スバル車のECUリセット後の学習方法とは?」

スバル車に限らず、現代のクルマはエンジンをECUと呼ばれるコンピューターにより制御しています。
ECUはエンジンやクルマに取り付けられた各部のセンサーから送られた情報を解析し、スロットルバルブや点火時期などあらゆる部分を制御。その状況を学習しています。

しかし、電装品の装着作業などでバッテリーの端子を取り外した場合、スバル車の場合10分以上通電させないとECUの学習内容はリセットされます。
作業終了後にエンジンを始動し、そのまま走り出すとアイドリングが不安定になったりすることがあります。これはECUが初期状態で走行すると、正しく学習されてないことが原因であることが多く、ECUがリセットされた際には必ずアイドリング時と走行時のエンジンの状態を学習させる必要があります。

そのECUの学習方法ですが、手順を覚えればユーザーでも簡単に学習させることが可能です。その方法はエンジンを始動しアイドリング状態を約10分行い、一度OFFにしてから再度約10分アイドリングを行います。さらに走行状態の学習は約30mごとに学習と更新を繰り返して行くので、アイドリング学習を行ったあと走行学習させることでさらに学習度は高まります。

またバッテリーを外したときだけでなく、エンジンに関連する部品を交換した場合なども、以前の状態とは変わっているので学習が必要になります。
マフラーなどを交換したら、つい早く走りに行きたくなってしまいがちですが、本来の性能を正しく発揮させるためには必ずECUの学習を行ってから走行するようにしましょう。

(井元 貴幸)

——————————————————–
◇~~BRZ Tips~~◇
—————————————————————————-
【車高を下げたらヘッドランプレベライザーの初期化が必要?】

BRZにはハイビーム&ロービームHIDヘッドランプが全車に標準装備されています。HID式ヘッドランプは、ハロゲンヘッドランプに比べると格段に明るく、消費電力も少ないことから国産車でも多くのクルマが採用しています。
2006年以降に販売されるHID式ヘッドランプ装着車には、ヘッドランプの光軸を上下に調整できるヘッドランプレベライザーの装着が義務付けられています。
これはクルマの乗員数や積載量によって、車体が後ろ下がりになった場合にヘッドランプが上向きになることで、対向車の眩惑防止や正しい照射方向を確保するためです。

BRZには、車両姿勢によって光軸を自動的に調整してくれるオートヘッドランプレベライザーが採用されています。このオートヘッドランプレベライザーは、リヤサスペンション付近に装着されたセンサーが車高を検知し光軸を自動調整しています。

ローダウンサスペンションや車高調整式サスペンションなどに交換して車高を下げた場合、オートヘッドランプレベライザーのセンサーが、クルマの姿勢が後傾していると認識し、ヘッドランプの光軸を下げます。
実際はクルマ全体の車高が下がっているわけですが、リヤ側にセンサーが装着されているBRZでもヘッドランプの光軸は下を向いてしまいます。
これでは適正な照射が得られず、夜間の走行は大変危険です。

解決策としてオートレベライザーの初期化というものがあるのをご存知ですか?
これはローダウンした状態でオートレベライザーの初期化を行うことで、大きく外れてしまった光軸が、自動的にほぼ元の位置まで戻ります。
オートレベライザーの調整範囲は限られており、オートレベライザーが作動しても光軸が大きく外れてしまう場合や、最終的な微調整は、エーミングスクリューと呼ばれるヘッドライト本体の調整ネジで光軸を調整します。

初期化についてはディーラーで専用ツールを使い設定してもらう必要がありますので、車高を下げているBRZオーナーの方は、是非一度ディーラーで確認してもらうことをおすすめします。
(井元 貴幸)

※メルマガの内容は2013年当時のものです。