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CLUBRZ MAIL MAGAZINE Archive

2018年11月19日

CLUBRZで月に2回配信している無料メルマガ。メルマガ内でBRZの豆知識を紹介する「BRZ Tips」とスバリストならではのマニアックな情報を紹介する「スバリスト井元のスバルの常識非常識」の内容を振り返る「CLUBRZ MAIL MAGAZINE Archive」今回は2013年6月11日に発行された第27号からピックアップしたものを紹介しよう。
スバリスト井元のスバルの常識?非常識?

「第18回:全高の低いBOXERエンジンならではのエンジンルームの活用法とは?」

BRZの低く構えたフロントフードは全高の低いBOXERエンジンだからこそ実現できたといえます。ではフロントフードの高さが一般的なクルマと変わらない他のスバル車はエンジン上のスペースはどうなっているのでしょうか?
スバル車の場合、WRX STI、レガシィ、フォレスター、エクシーガにターボモデルがラインナップされていますが、スバルのターボモデルではこのエンジン上のスペースにインタークーラーが搭載されます。
エンジン上にインタークーラーを搭載するメリットは、一般的な前置きインタークーラーのクルマより、タービンからインタークーラーへのパイピングを短くすることができるため、ターボのレスポンス向上を実現することが可能です。
スバルのターボモデルでは現行型フォレスターを除きインタークーラー冷却のためにボンネットにエアインテークが設置されていることが特徴となっています。
一般的なクルマと同じくらいの高さのボンネットフードでありながら、エンジン上にインタークーラーを搭載できるのは全高の低いBOXERエンジンならではといえます。
ほかにもレオーネに代表される80年代までのスバル車は、なんとこのスペースにスペアタイヤが搭載されていました。
当時のレオーネはボンネット内にスペアタイヤを設置することで、サブトランクの容量もライバル車に比べ格段に広く使い勝手の面でユーザーからはとても好評でした。
現行モデルではBRZをはじめ、パンク修理キットを採用するモデルが多く、ラゲッジルームやサブトランクを広く使うことが可能となりました。一方エンジンルームはターボモデルのインタークーラー設置スペースを残し、それ以外のスペースはフードを低くすることでデザインに回されるようになりました。
まさしく、BRZのスタイリングは全高の低いBOXERエンジンならではという裏付けともいえるのではないでしょうか?

(井元 貴幸)

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◇~~BRZ Tips~~◇
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【BRZにアシストグリップがないのはなぜ?】

アシストグリップとは、クルマの乗降時につかまったり走行中に車体が揺れた時につかまる取手の事で、Aピラー(フロントガラス横の柱の部分)や、ルーフライニング(天井)端部分に取り付けられ、ほとんどのクルマに標準装備されています。

しかしBRZにはこのアシストグリップが装着されていません。
なぜBRZにアシストグリップが装備されていないのか?その答えは、車高の低いスポーツカーならではの乗り降りの方法にあります。
BRZの場合、もしアシストグリップを使って乗り降りができたとしてもルーフが邪魔になってしまうため、逆に乗り降りがしづらくなってしまいます。
車高の低いスポーツカーでは乗り降りの際に手を掛けるのはサイドシルがほとんどで、
BRZも「S」、「Rスポーツインテリアパッケージ」には乗降用のアシストパッドがサイドシルに装備されています。
では、助手席の乗員が走行中に体を支える場合にはどうしたらいいのか?
走行中に体を支える場合にはドアグリップを使用するそうです。BRZのドアグリップの形状は縦長で、ドアの開閉だけでなく体を支えるのにも適した形状になっています。

車高が低いBRZではルーフにグリップが装備されていても使用頻度が少ないため、必要のない部品を装備して重量が重くなったりコストが高くなったりすることを考えると装備されていないのもうなずけます。
実際、先代WRX STIspecCではセダンタイプでありながら、軽量化のためにアシストグリップが省略されていました。
徹底した低重心化を追求したBRZでは乗降性を向上させるためにサイドシルの高さを低くする設計となっており、アシストグリップがなくとも乗り降りに不便を感じることはありません。ほとんどのクルマに装備されるアシストグリップが装備されない理由は、地上からわずか400mmの位置に着座位置が来るBRZならではといえるのではないでしょうか?

(井元 貴幸)

メルマガの内容は2013年当時のものです。